holiday(仮)

居心地の良い毎日を模索中。いつでもお休み気分を忘れずに。

心療内科で出た宿題

現在の心療内科に通って1年と少し。

この病院では漢方専門の先生に診てもらっています。

 

最初に言われたひと言が今までにない発言で驚きつつも納得した記憶があります。

 

「みなさん、辛い、悲しいと言ってよく泣きます。なぜ泣くのか。それは自分でその感情を選んでいるからですよ」

と言われました。言われた時は結構ショックだったんです。

泣きたくて悲しいことを考えているわけではないと。でも帰り道に自分の感情を確認していたら確かに朝起きた時から悲しいことを自ら考えていたなと思い直しました。

 

ただそのような行動が止められない場合はやはりセロトニンが不足しているらしく、抗うつ薬が処方されました。(サインバルタの一番少ない量のもの)

 

医師は女性でふんわりとした雰囲気の方だけど、必要なことはばしっっと伝えてくれます。そして最後には笑顔で送り出してくれる優しい先生です。

 

で、最近私の調子がまぁまぁいいので「そろそろさとみんさんの不安神経症の原因となっている『概念』を塗り替えていくワークを始めましょう〜」と言うことで宿題が出たんです。

それは親から言われて今でも忘れられない言葉を3つ書き出していくこと。

 

人の概念は大抵は最初に接する親から植えつけられることが多い。そのことが心の傷となって大きくなっても別の形で自分を苦しめることがある。

これは誰でもあることだけど、自然とその傷を癒すことができる人と長い間できずに苦しむ人がいるようです。

 

私自身、去年自分のモヤモヤを深掘りする作業を行ったのですが、心の奥底にある本当の気持ち、それは親から「愛してほい」その気持ちがベースにありました。これって多分だけど多くの人がそうで、親から認めてもらって愛されたいという気持ちは自然なことだと思うのです。それが過度に行き過ぎると良くないと思いますが。

大きくなるにつれ「良い成績で周りから認められたい」「優しい人だと思われて尊敬されたい」「スポーツで1位になってみんなの憧れになりたい」という承認欲求は多かれ少なかれ人間の自然な欲求の一つ。でも思った通りに行かなくて激しく落ち込んだりする人と、頑張ったしよかった。次はもっと頑張ろうと前向きになる人と分かれるますよね。

 

たくさんの人がいる場所だと緊張したり、面と向かって話したりすると脇汗かいたり、エレベーターのような密室だとドキドキしてきたりします。

その原因はなんなのか?それは次回の通院で見つけて対処法や考え方の変え方を話すと思います(カウンセラーなみの手厚さに感謝)

そのために3つの親から言われて今でも覚えていることを整理しなきゃいけない。

この話を医師とした時に「そりゃ言われて悲しかったことはありますよ。でもその時の母だってしんどかったと思うから」

すると医師は「さとみんさんがお母さんのことを想う気持ちはわかります。でも今は小さなさとみんちゃんが傷ついた気持ちをちゃんと癒してあげることが一番大事なんです。だからお母さんの状況は一旦忘れて自分のことだけ考えてください」と言われました。

その時ポツポツと母に言われた言葉を思い出していたら自然と涙が出てきてしまいました。全く泣く予定もなく元気だったのに。

やはり深い傷が残っているのか?

 

うーーん。私ってあんまり人のことを責めたり怒ったりするのが苦手なんですよね。。子供の頃いじめにあったけど「あの子のお父さんはとても怖いから傷ついている。だから外にいるときは私をいじめているんだ」と思うと恨めないというか😅

そのあたりも親との関係性がひとつの原因かもしれませんね。

 

 

皆さんは親に言われて傷ついて無意識に心の蓋を閉じてしまったりしていませんか?

「別に一人でも楽しいし誰からも好かれなくていい」

「自分がいることで誰かが嫌な思いをするかも」

「自分の体調が悪くならない限り休めない」⇦これはちょっとある。風邪をひいてしんどくても熱が出ないから「熱が出ない限り頑張らねば」と思っちゃう

などなど。

 

しかしこう思うと自分の子育ても不安になる。悲しいことたくさん言ってきた気がするし。時々当時の自分の不甲斐なさを思い出し子育ての反省会をしています。気が付いた時点で子供達に「あの時は申し訳なかったごめんよー」と謝っています。。

子供って優しいから「ふ〜ん」くらいで流してくれる。本当ごめんよ。。

 

あんまり空気読めなかったりするASDの息子や知的発達が遅れている娘からはたくさんの学びをもらっている。

私が空気を読みすぎることが多くて疲れやすい時は「ま、いっか〜。自分のこと考えよ!」と思わせてくれるし、勉強しないと母から嫌われるかもしれないとネガティブに思うことも娘が好きなことをして楽しんでいる様子を見て自分のことを否定しなくてもいいのかなって思わせてくれる。

 

二人にはできるだけ自分で物事を選んで欲しくてある程度はお任せしています。習い事も勉強方法も自分で。最初は子育て本を買ったりしていましたが全く通用せず、むしろ自分を苦しめるだけでした。なのでもう子育ての参考書みたいなものを手にしていません。

 

話がそれました。

iPad用のワイヤレスキーボードを買ってからめちゃくちゃ快適になってたくさん書いてしまった!

読んでくださりありがとうございました。