昨日は自分と母の親子関係をなんとなく思い出しながらベッドに入りました。
一番心がしんどかった時期は海外駐在から日本に帰国した時期で私は35歳。夫は単身赴任。息子が小学校入学、娘が幼稚園の年中さんの頃でした。
帰国してすぐは日本の空を見てもスーパーに行っても素晴らしい環境だと感動のあまり涙が出ることもありましたが、気持ちのアップダウンが激しく今よりもっと落ち込んだり泣いたり怒ったりイライラして過ごしていました。
子供はなかなか言うことを聞いてくれないしその当時は息子が発達障害だとも思っていないし娘が知的発達が大幅に遅れていることも信じていませんでした。
無意識に”普通”であることを子供に求め、普通にちゃんとしたお母さんにならねばと必死でした。
責める気持ちになったり自分がダメな母親だと落ち込んだり、夫婦関係のズレを感じていました。夫は何も気づいてくれないと人のせいにして自分から成長したい、という選択をしなかった。
挙げ句の果てに大泣きしながら母親に何かをわめいていました(がーーん)
何を言ったか忘れましたが、多分「こんな私になったのはお母さんのせいだ」みたいなことを言ってしまった気がします。母は泣いてる私を抱きしめながら「そうや、お母さんが悪い。そうや」みたいに言ってくれた記憶があります。
一度も反発することもなかったしいつでも母の機嫌が良くなることを望んでいた私なので、多分これが遅れてきた面倒臭い反抗期なんじゃないかと今になって思います。
申し訳ないことをした。
「ごめんね。本当はお母さんのこと大好きだしお母さんのせいでこんな私になったんじゃないんだよ。」
あの時から特に謝ったりはしていないけど、親子だからかいつの間にかいつも通り。
今も母の機嫌を少しは意識しながら、それ以上に元気でいてねという思いでいっぱいです。
この時のことを思い出すと今でも胸がちくり。泣きそうになります。あの時は辛かったけどこの経験がなければ自分を見つめ直す時期はもっと後だったかもしれない。そう思うとやはり必要な時間だったんだろうなぁ。(ちなみにまだ自分を見つめ直す深掘り時期第二弾でやや迷走中です…。でもこの時間は次の私のための耕す時期)
うちの息子は今は中学3年生。そんなに激しい反抗期はなかったけど、メンタルが不安定だったりぶっきらぼうだったりした時期から少し落ち着いてきた気がします。そして自分の部屋の片付けを昨日していました。奇跡です(´▽`)
やはり部屋の乱れは心の乱れなんですねぇ。